「自己流眉」を見直すチャンス!
眉の描き方講座
眉は、メイクの仕上がりを左右する重要なパーツのひとつ! 顔全体のバランスに影響し、表情を豊かに見せる役割があります。
けれど毎日描いているのに、なかなか眉がうまく描けない…という方も多いのでは? 難しいテクニックが無くても、ポイントを押さえれば、自分に合った眉が描けるんです。
今回は、描き方はもちろんアイテムまで、眉メイクをしっかりおさらいしましょう!
自分の眉を知ろう!
各部位の名前と特徴、知っていますか? まずは眉をよく知っておくことが、バランスよく仕上げる第一歩です!
眉毛の生え方
- A…眉頭(まゆがしら)
- 細く短く、少ない
- B…眉頭~眉山
- 重なりあって、多い
- C…眉山〜眉尻
- 眉頭より長く、やや多い

このように、眉には特徴があり、美しく描くためには、それぞれの濃さや位置が大切なポイントになります。
眉をバランスよく描く目安
- A…眉頭
- 目頭の真上よりやや内側。
- B…眉山
- 側頭線のやや内側、眉の長さの2/3、黒目の外側と目尻の延長線の間。
- C…眉尻
- 眉頭から水平か、やや高め。
- D…眉全体の長さ
- 眉頭〜眉山:眉山〜眉尻が2:1

眉を描いてみよう!
眉は毛量も形も左右対称ではないことがほとんど。アイブロウの力を借りて、バランスを整えていきましょう。
眉毛を補うように描き、毛流れ整えて、表情をつくります。

左右のバランスを見る
眉ブラシで眉についたファンデーションなどを取り除き、毛流を整えながら左右のバランスを見ます。
Point
眉ブラシは、濃くなってしまったところや失敗したところをぼかすのにも使える、頼れるアイテム。

眉頭は薄く、中央は濃く、眉尻はやや濃く

毛の重なり具合を見て、中心線をイメージしながら眉の中央から描きます。眉頭は薄く、中央は濃く、眉尻はやや濃く表現します。
Point
薄づきのパウダータイプや、クリームタイプがオススメ。

中心線を描き、輪郭をぼかす

眉の輪郭がぼやけて見えるように描きます。中心線(眉の芯)を濃く描くことで輪郭がぼやけて見え、自然に仕上がります。
Point
1本1本繊細に描ける、ペンシルタイプ、リクイドタイプがオススメ。
仕上がりイメージ

眉が左右対称で不自然さがないかなど、全体のバランスを確認しましょう。
Point
最後に、透明アイブロウコートやアイブロウマスカラを重ねると、描いた眉をキープできます。
ペンシルだけじゃない!
アイブロウアイテムの種類
眉メイクにどんなアイテムを使っていますか? 手軽に描けるペンシルタイプが人気ですが、全体的に濃くなってしまい平坦になりがちに。ふんわり描けるパウダータイプをプラスすると、自然に仕上がります。
1種類のアイブロウではなく、複数のタイプを使い分けるだけで、より美しい眉が簡単に描けます! それぞれの特長をおさらいしておきましょう。

- アイブロウペンシル
- 繊細なラインが簡単に描け、持ち運びにも便利。毛流に合わせて描ける。
- アイブロウパウダー
- ふんわりと自然な眉に。薄づきでぼかしやすいため、左右のバランスを取りながら描きやすい。眉頭や薄め眉の方にもオススメ。
- アイブロウマスカラ
- 眉の色を簡単に変えられ、汗や水にも落ちにくく仕上がる。スポーツの時や夏場にもオススメ。
- アイブロウコート
- 透明のアイブロウコートを仕上げに重ねると、眉メイクを長時間キープ。
- アイブロウクリーム
- 発色とつきがよく、なめらかな描き心地。
- アイブロウリクイド
- 上級者向け。落ちにくく、一本一本細い眉が描ける。
眉の仕上がりをよく見ながら、アイブロウのタイプを使い分けることで、理想の眉に近づきます!
「上手に描くのは難しいし…」と自己流で済ませてしまう眉メイク。この機会に見直してみてはいかがでしょうか?
眉メイクをマスターして、自分に合ったメイクを楽しみましょう!
色の選び方
髪に近い色を選ぶと自然な仕上がりに。髪の色だけでなく、肌の色やアイシャドウなどを考えて色を選ぶと、仕上りの幅が広がります。